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#04
  • WorkPath BIMマネージャー杉野 喬生

データを活用した新しい働き方の提案

なぜ新卒でワークパスに入社しようと思いましたか?

ワークパスに入社しようと思った理由は大きく2つあります。1つはデータを使って客観的に空間を把握し、そのデータを基にオフィスのコンサルティングを行っている事業内容に共感できたこと、もう1つはワークパスが働くオフィスのダイバーシティな環境に魅力を感じたからです。

僕は大学・大学院時代、建築を専攻していました。元々幼い頃からモノづくりに興味があり、その中で特にそのモノの成りたちやそのモノができた背景という部分に深い興味がありました。そのため大学の研究ではゴミとして処分されるものを材料として再評価したり、建築生産に繋げるためのシステム提案をしたり、異分野同士を複数の視点から分析し、繋げる研究を行っていました。その研究の際に感じたことが、主観ではなく客観的な視点で分析・判断できるデータの重要性でした。データを活用するとモノだけでなく建築空間でさえ客観的な視点で判断できることに面白みを感じ、空間のデータ化をすることが何かのソリューションに繋がるのではないかと考えていました。まさにワークパスでは空間をデータ化してクライアントの悩みに対してソリューションを提示するサービスを展開しており、自分が興味があることと一致しました。

また自分はファッションにも興味があり、大学時代にはファッションサークルにも所属していました。時間があれば洋服屋へ行ったり、ファッション雑誌を読んだり、ファッションに関しても物心がついたときからずっと興味を持っていました。ファッションサークルでは年代や性別を超えて自分らしさをオープンで自由に表現する人が多くいて、自分にとってはそれがとても刺激的で居心地が良いと感じました。同様に職場においても多種多様な人が集まりいろんなバックグラウンドを持つ人たちから刺激を受けて成長できる環境で働きたいと考えていました。ワークパスでは異なるバックグラウンドを持ったメンバーが集まり、いろいろな知見を持ち寄りながらオフィスの課題解決という1つのことに全員で取り組んでおり、その職場環境に魅力を感じたからです。

この2つの理由からワークパスで働いてみたいと思いました。

 

学生時代はどんなことをしてきましたか?

学生時代にはゼネコンやアトリエのアルバイトなど、建築系のアルバイトを一通り経験しました。縁があり、実はワークパスには学生時代からアルバイトとしても約3年間お世話になりました。ワークパスでのアルバイトでは主にBIMでのデータ化作業を行っていましたが、そこでオフィス空間をビジュアル化させながらデータとして把握・評価するツールの可能性や面白さを知りました。そのため一番長く続けられたアルバイトがこのワークパスでの仕事でした。ワークパス立ち上げ初期からアルバイトとして働いていたため、会社の成長フェーズに最初からいられたことはとても貴重な経験でした。

アルバイトとしても一番経験が長く、最終的には他のアルバイトスタッフの作業マニュアルを作成したり、作業をチェックするなど、リーダーポジションを任せてもらえたことはとても良い経験です。

ワークパスに入社してこれからどんなことをしていきたいですか?

僕は空間のデータは複数の人の認識を一つにできる共通言語だと考えています。この共通言語をもっと深く意味のあるものにできればと考えています。具体的には、今にところBIMは単なる静的なデータと言えますが、人流や環境などの動的なデータを加え、オフィス空間の地理的な位置付けや資源としての評価、人の動きや心理などと紐づけを行い、様々なスケールで働く環境を捉えられたらと思っています。建築空間・建築デザインと人間のコミュニケーションをつなぐツールとして、データの可能性があると考えています。そのような視点で、新しい働き方のデザインを提案していきたいと思っています。

  • WorkPath BIMマネージャー 杉野 喬生

    新潟県出身。明治大学および同大学大学院建築学科を卒業。専攻は、構法計画。大学4年生のときから3年間ワークパスのアルバイトとして働き、2023年4月に正社員として入社。