損害保険ジャパン様の霞が関ビル3階に、新しい連携や働き方に関する試みを検討・実践するイベントスペースも兼ね備えたインキュベーションオフィスを計画・設計しました。
本プロジェクトは、スタートアップ企業が柔軟に利用できる拠点として計画され、インキュベーションオフィスエリアとイベントエリアで構成されています。新しい働き方や社内外との連携を促す場として、オフィスだけでなく共用空間の在り方が重視されました。
設計では、各個室の間に共用スペースを挟み、偶発的な交流や軽い打合せが自然に生まれる構成にしました。また、イベントエリアでは、日常の作業や会話の場として活用されながら、最大約60人規模のイベントにも対応できるよう、スクリーンやカーテンによる可変性を持たせました。
本インキュベーションオフィスは、企業と企業をつなぐ“場”として、新たな取り組みや共創の起点になることが期待されています。